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全国のお父さん、がんばって!その2
全国各地で増えている“おやじの会”
宮城県のお父さんに聞いてみた。PTAの役員もしているが、母親中心で形が決まっているところが多く、役員決めや行事準備など準備に忙しい。「おやじの会」は活動の楽しさをメインにおいています。
核家族が進む中、育児のできない母親も増え、父親も休日の育児や家事など積極的な参加が望ましい。 私たち「中田おやじの会」は、自分たちで楽しめるをモットーに、子どもとふれあうだけでなく、父親同士のコミュニケーションもまた深めている。また、仕事を離れ、年代を超えた付き合いの中で気楽で、みんな気が休まると言っています。
子どもの成長をみることは、とても楽しく、仕事の疲れも癒してくれるもの。特に我が子といっしょに楽しむ活動で、おやじの存在を感じ取ってくれる場だと感じています。
親父は厳しいもの、母親は優しいものという子育てにおいては、いつの時代も同じことが言えるのでは。そして、夫婦間の連携をしっかりとることで、夫婦の絆も深め、子どもに受け継がれると思います。
次の世代に子育てが伝わらないとすれば、それは大変なこと。おやじの会が各地で次々と誕生するのはそんな危惧があるからではないでしょうか。
「おやじ日本」全国大会開かれる
ちなみに「おやじ日本」全国大会が6月3日に千葉で行われた。
千葉市内を中心とする500人以上の参加者が駆けつけた。
父親の必要性、役割などをそれぞれの立場や実体験も含めて、パネルディスカッションが行われた。
西居院の住職で教育評論家として「岡崎のやんちゃ和尚」と言われる廣中邦充氏、NPO団体で、防犯や青少年の育成にあたる友懇塾主催・井内清満氏、おやじ日本会長で元東京都副知事の竹花豊氏がパネリストで、
千葉大教授の明石要一氏が進行役を務めた。
「地域のおやじの会があってこその、“おやじ日本”です。ぜひ、地域密着で活動されるおやじの会をサポートできるようになれれば」とおやじ日本会長の竹花豊氏は語っていた。
父と子を描いた、とっても短いアニメーション映画
「岸辺のふたり」
2001年に各地の映画祭で絶賛を受けた8分間のアニメーション。
原題は「Father & Daughter 」
デザイン、ストーリー、そして監督と三役を務めたオランダ生まれの映像作家マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが展開する、父と子の切ない叙情。きっと、世界の誰もが何かを感じることでしょう。
“子どもは、お父さんとの想い出を絶対に忘れない!!”・・・そんなメッセージが聞こえてくる思いです。
親子で観るのもお勧めですが、お父さんが、一人で見て、我が子についていろいろと考えてみるきっかけになるかもしれません。
(全国公開は終了しています)
東芝EMIよりDVD販売中