1.はじめに |
教育課程が改訂され,高等学校に「情報科」が導入されてから早5年目を迎えようとしています。京都女子大学では,2002年度より教科「情報」の教員免許を,現代社会学部で取得できるよう制度を整えました。それまで私は,高等学校で数学を教える傍ら,特別講座の中でワープロや表計算ソフトの使い方を教えていました。そんな取り組みが評価されたのか,大学から声をかけていただき,「情報科教育法」の講義を担当することになりました。
オファーを受けたのは,講義が始まる1年半ほど前。最初は,なんとなく「パソコンの使い方を教える先生を育てる!」と思っていました。当時,新教科ができるといって,あちこちでセミナーが行われていたので,この1年半の間に講義の準備をしようと思い,できる限り参加しました。しかし,情報科で教える内容は,私が思っていたものとは全く異なっていました。情報科の授業を受けたことがない私が,教育法の講義なんて担当していいのかと思った時期もあります。そんな紆余曲折を経て,いろいろなところで勉強させていただき,何とか講義を始めるに至りました。
ここでは,私が現在担当している情報科教育法について,その内容から特徴,また,私の思いを記していきたいと思います。 |
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