高等学校普通科に新教科「情報」が必修科目として設置され,平成15年度から実施される運びとなった。この夏から,現職教員を対象とした教員免許のための講習会が開始され,9月には各大学の教科「情報」教職課程認定の申請が受け付けられる。文部省では,実施時点で,全国で9000人に及ぶ教員を確保すべく,様々な努力がおこなわれている。また,中学校でも,技術・家庭科に「情報とコンピュータ」の単元が設けられ,必修化されてきている。さらに,中学校では前倒しで「情報」教育が開始されている。
しかし,「情報教育」も流れは,従来の教授法や教育方法の世襲に過ぎないでいる。教育改革が叫ばれ,最も改革に近い位置にいると考えられる教科「情報」が改革として何をすべきかを検討しておく必要があるし,この検討は,更なる教育の発展への方向性を決めることにもなろう。
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