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1.単元のねらい |
○情報を整理して,問題解決の手順を理解し,その手法を身につける。
○資料整理や情報通信機器を適切に活用できるようにする。
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2.これまでの学習内容 |
○著作権と情報倫理(3〜4時間)
○自己紹介のプリントを,文書作成ソフト(Microsoft Office Word 2007)にて作成。(1時間)
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3.今回の学習の流れ |
(1)リーフレット作成の説明を行う
- A4サイズ,段組3段,両面印刷でまとめる。
- 著作権に注意しながら,作成開始。
- 2時間連続の作業ではなく,1時間授業,1週間空き(自習),1時間授業とする。
(2)リーフレットの折り加工
- 折り方は「2つ折り」から「4つ折り」までの方法が考えられるが,必要な情報をすぐに見つけることができ,携帯可能なサイズの『3つ折り』を採用。
- 『3つ折り』には「巻3つ折り」と「外3つ折り」があり,例として「外3つ折り」を紹介したが,どの『3つ折り』を採用するかは,生徒の自由選択である。
※「巻3つ折り」…中央面を固定し左面と右面を中央面に折る折り方。
※「外3つ折り」…左面と中央面は谷折り,中央面と右面は山折りに折る折り方。
(3)折り加工のポイント
- 表紙・裏表紙・中面で,それぞれ目的に合ったデザインを考える。
- メリハリをつける。
▲生徒への指示資料1
▲生徒への指示資料2
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4.デザインのポイント |
(1)イメージをつかむ
- まずイメージをつかみ,それからデザインの設計を行う(行き当たりばったりにならないよう注意する)。
(2) 作業計画をしっかりと立ててから,レイアウトに入る
- レイアウトは「分かりやすさ」「読みやすさ」「美しさ・かっこよさ」を意識する。
(3)情報を整理する
- 紙面の全体に情報を詰め込むと,リーフレットを見る人の視線が集中せず,何が重要であるかわかりにくい。
(4)写真や絵,文字,色に気を配る
- 写真や絵は,そのまま使用してもよいし,必要な部分のみ加工して使用してもよい。
- 文字は読みやすく適切なサイズ・書体に整える。
- 色は,まず基本となる色を決め,色合いを統一すると見やすくなる。※注1
▲生徒作品例1
▲生徒作品例2
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注 |
注1:南雲治嘉 2009 『レイアウトデザイン』 グラフィック社 参照。
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