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教育実践例 |
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柏の葉高校の情報理数科・普通科での情報科の取組 ─情報に関する学科での授業実践の紹介─ |
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1.はじめに |
柏の葉高校は,柏西高校と柏北高校が統合して平成19年4月に開校しました。統合前は普通科の学校でしたが,開校と同時に普通科に加えて情報理数科という「情報に関する学科」が新設されました。学科は各学年1クラスで,この4月にやっと3学年が揃いました。
情報に関する学科は,公立の学校ではまだ全国に17校しかありません。夏に行われる研究協議会等で情報交換をしながら,それぞれの学校で学科の教育に取り組んでいるところです。
本校の情報理数科と普通科での情報科の実践を紹介します。
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2.情報理数科について |
情報理数科は,地域社会を担う創造性豊かな社会人としての素養をもった「情報化社会に主体的に対応できる人材の育成」を基本理念とし,大学で専門性の高い学問を学び社会で活躍するために必要な学力と,次世代の情報力の2つの力を身に付けさせることを目標としています。
学科の目標を達成するために,「学力向上支援」,「大学・企業・地域との連携」,「情報力の実践」を3つの柱とし,勉強合宿,早朝補習,年間100時間以上の高大連携授業,学科祭や研究発表会の実施等の様々な取組を行っています。
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3.情報理数科のカリキュラム |
本学科は,専門教育を主とする学科ですが,大学進学に重点を置いています。専門性の高いスペシャリストを育てるためには,高等学校3年間と大学4年間を見通しつつ,高等学校段階でどのような教育を行うべきかを考えて指導していくことが必要だと考えたからです。大学で専門性の高い学問を学ぶために必要な学力をきちんと確保した上で,次世代の情報力を身に付け,スペシャリストの卵を育てるための「学力+その素養」を養う教育を目指しています。そのため,情報科の学校設定科目も5科目あります。
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4.専門教科「情報」の授業実践 |
情報理数科は,設置からまだ3年目なので,今年度からスタートする科目も多いのですが,その中からいくつかの科目での実践について紹介します。
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1年
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2年
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3年
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1
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国語総合
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現代文
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現代文
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2
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3
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情報論理
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4
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世界史B
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5
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地理A
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数学II
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6
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7
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現代社会
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8
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情報数理II/情報心理
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9
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数学I
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情報数理I
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10
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数学III/数学探究
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11
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物理I
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12
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情報数理I
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13
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化学I/生物I
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物理II/マルチメディア表現
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14
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理科総合A
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15
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16
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体育
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体育
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化学II/生物II/ ネットワークシステム
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17
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18
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保健
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19
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芸術I
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保健
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体育
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20
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英語II
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21
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オーラルI
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リーディング
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22
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23
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英語I
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24
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家庭基礎
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25
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情報英語
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26
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情報産業と社会
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情報実習
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27
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28
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情報と表現
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課題研究
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29
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30
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アルゴリズム
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31
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総合
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32
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LHR
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LHR
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LHR
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▲図1 情報理数科のカリキュラム
(1)「情報産業と社会」
1学期に「ハードウェアの基礎」という単元で,コンピュータの組立実習を実施しています。授業ではクラスを2つに分割して,半分は組立実習を,残りの半分は「ソフトウェアの基礎」の学習を行います。
組立実習では,生徒5名を1班として,班ごとに1台を組み立てますが,単に組み立てるだけではなく,コンピュータの基本的な動作原理やディジタルの意味等を学習するとともに,組立からOSのインストールまでの過程で発生するトラブルに対処していくことで,問題解決の過程を体験的に学習できるように工夫しています。また,英文マニュアルを読んだり,様々な部品の生産国を知ったりすることを通して,英語の重要性や現代の社会状況等にも気付かせるようにしています。
組み立てたコンピュータは,2学期にネットワークの設定を行い,ウイルス対策やファイアウォールの学習でも使用しています。
▲図2 コンピュータ組立実習の様子
(2)「情報と表現」
1学期に「情報活用の基礎」という単元で,図解やグラフ,表による表現について学習します。その際の課題として「統計グラフ」の作成を行っています。各都道府県で「統計知識の普及や統計の表現技術の研鑽に資する」ために統計グラフコンクールが行われており,小学生,中学生,高校生,大学生及び一般から応募できます。作品応募数もあまり多くないので,入選すれば学科の生徒の励みになるだろうと始めたのですが,2年ほどやってみると,いろいろと指導すべき点があっておもしろいものです。
生徒がそれぞれ自分で伝えたいテーマを決め,テーマにあった統計データを探し(もしくは自分で調査してデータを集め),伝えたいことが相手に伝わるように統計データをわかりやすくグラフや表にまとめたり,キャッチコピーを考えたりして,最終的にそれらをB2判のポスターの上に表現していきます。イラストや写真が使いたいときには自分で作成しなければならず,外部から資料を得た場合には,その出所を明記するとともに統計資料も付表として添付しなければならないなど,関連して学ぶことも多くあります。
限られた時間数(10時間程度)の中で,表計算ソフトの使い方なども学びながら統計グラフを作成するので,なかなか良い作品はできませんが,初年度は希望者4名が応募して2名が佳作,昨年度は希望者2名が応募して2名が入選という結果でした。昨年度入選した生徒はコンピュータを使うのが決して得意というわけではなかったのですが,自分の好きなテーマで頑張って統計グラフを作成した結果,入選できて嬉しそうでした。
▲図3 生徒の統計グラフ作品
2学期は,10月下旬に実施する学科祭(学校説明会と同日実施で,中学生や保護者も来校する)での発表に向けて,プレゼンテーションに関する授業を行います。発表は,資料となるポスターを作成し,ポスター発表の形で行います。発表テーマは,これまでに生徒が学科の授業や行事で取り組んできたものの中から選択させ,10程度のグループに分けます。指導の過程で,より完成度の高いプレゼンテーションが行えるように,「表現と色彩」,「表現とデザイン」,「プレゼンテーション技術」について,専門学校,大学,企業との連携授業を実施しました。
(3)「情報心理」
「情報心理」は本校の学校設定科目で,今年度から始まる科目です。「高度情報化社会における人間のあり方・生き方を,情報に関する人間の心理の問題から出発して総合的にとらえ,情報化社会における新しいコミュニケーションのあり方や社会ルールづくりに公民として参画していく態度を養う」ことを目標としています。
科目の具体的な指導内容や教材等については,高大連携協定を結んでいる東京情報大学に協力を依頼し,昨年度から1年間かけて準備してきました。その準備の過程で,「情報化社会におけるコミュニケーションやモラルに関する問題が注目される中で,これらを心理的な側面から取り上げた本があまりない」という話になり,協力をいただいた大学の先生方と『情報心理』という本をつくりました。
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5.高大連携による実践 |
高大連携の講座の一つとして,東京情報大学の先生を講師としてお招きして,放課後に希望者を対象としたプログラミング講座を実施しています。
普通のプログラミング学習では,キーボードやマウスといったインタフェースだけを利用することがほとんどで,プログラミング学習が無機質になり,生徒が興味を失ってしまいがちです。そのため,プログラミング技術を習得し,プログラミングが楽しくなる前にプログラミングの学習をあきらめてしまう生徒も多いと思います。
そこでこの講座では,手軽にグラフィックを扱うことができる言語と,加速度センサー等を接続できる外部装置を入出力のインタフェースとして利用することで,根気の必要なプログラミング学習でも,生徒が興味を継続できるように工夫しています。
プログラミング言語には,Processingという言語を使っています。比較的最近知られるようになった言語ですが,統合開発環境を含んでいて,数行書いて実行ボタンを押すだけで簡単にグラフィックを用いたプログラムを作成できることが特徴です。昔のBASICのように視覚的なフィードバックがすぐにあるので,未経験者が学習するのに向いていると思います。
また,外部のユーザー・インタフェースには,Gainer (ゲイナー)という環境を利用しています。Gainerを利用すると,センサー等をコンピュータと接続して,Processingから制御することができます。具体的にはブレッドボードという基板上でGainerと加速度センサーを接続して使っています。GainerとコンピュータはUSBケーブルで接続し,基板の傾きを加速度センサーから取り出してプログラムで利用します。最近のゲーム機のリモコンや携帯電話に内蔵されている傾きを検知する仕組みと同じものです。
▲図4 使用している入出力装置
▲図5 加速度センサーを使っている様子
一昨年,昨年と年間15回程の講座を実施しました。講師の先生によく指導していただいたおかげで,生徒達はそれぞれの作品を完成させることができました。図6の作品は,電子式イライラ棒です。左上から左下のゴールまで,壁や移動する障害物に触れないように外部入出力装置(加速度センサー)を使ってポインタを移動させます。
▲図6 生徒が制作した作品
この講座の他にも,高大連携の中で,「情報」の教材を協力して開発したり,夏休みに大学研究室の見学や情報教育研究フォーラムを実施したりするなど,いろいろな取組を行っています。
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6.普通科での授業実践 |
普通科の情報の授業で,ここ数年取り組んでいることがあるので紹介します。
情報発信の単元でウェブページ作成の授業を行う際に,ウェブアクセシビリティの専門家と視覚障害がありながら日常的にコンピュータを利用している方を招いて特別授業を実施しています。
視覚障害のある人がコンピュータやインターネットを利用していることは,普通の高校生はなかなか想像できませんが,授業では,障害のある人にとって,情報機器やインターネットを使えるようになったことが,どれだけ活動範囲を広げ生活に役立っているかを,具体的な例を挙げながら話をしていただいています。例えば,外出が大変な人でもオンラインショッピングやインターネットバンキングができるようになったことや,目が見えない人と耳が聞こえない人が携帯電話を利用して交流することができるようになったことなどです。肢体不自由で手を使えない人が,ヘッドポインターでコンピュータを操作している様子も紹介します。
しかし,このように便利なものでも,使う人のことを考えていないと使えない,使いにくいものになってしまうことや,障害のある方が使いやすいウェブページと使いにくいウェブページではどのような点が違うのかなどについて具体的な例をあげて説明していただいています。
実際に,衣料品のウェブサイトをよく使われるそうですが,服の色見本の画像の代替文字列(alt属性の値)に色のコード番号が書かれていて,そのコード番号が何色を表しているのかがわからなくて困ったことがあったそうです。その後,このことを伝えたら改善されたそうですが,このように使う人のことを考えてウェブページを作成する必要性を理解してほしいと思っています。
生徒達は,視覚障害のある方が音声読み上げソフトを使ってコンピュータを自在に操作し,ウェブページを利用している姿を見るととても驚きますが,これをきっかけに,障害のある人にも利用しやすいウェブページにするためには,どのような配慮をすればよいかを学んでくれればと思っています。
▲図7 授業の様子
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7.おわりに |
本校情報科の授業の様子について紹介させていただきました。
新しい学習指導要領でも,知識・技能を活用する学習活動を充実することの必要性が言われていますが,情報理数科では,授業の中だけでなく,高大連携授業や秋の学科祭と年度末の研究発表会などの学科行事の中で,知識や技能を実践的に活用する場面を複数回設けています。2年ほど経ちますが,このような場面を経験するごとに生徒に力がついて,成長していることを感じます。また,我々も学科の授業をやっていく中で,大変ですが生徒と共に少しずつ成長させられていると思います。
今後も大学,企業,地域等と連携しながら,授業の工夫を行っていきたいと考えています。
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