令和8年度 教科書
「工芸Ⅱ」
工Ⅱ-701/A4/48頁
暮らしの中に生きる工芸の、
これまでとこれからを見つめなおす教科書
社会と工芸の関わりをしっかり学べる内容が特徴です。暮らしにおける工芸の役割、工芸の歴史的な変遷、素材や道具の伝播や発展、諸外国の工芸などのページから、工芸の持つ奥深さや幅広さが実感できることでしょう。これからの社会に、工芸を通して豊かに関わっていくヒントが詰まっています。
表紙の説明
自分の手でものをつくりだす喜びを表現した「工芸Ⅰ」の表紙と対になっています。対にすることで、「身近な生活と工芸」「社会と工芸」という工芸の2つの方向性を表しました。手は工芸におけるものづくりの原点です。手でつくることは、手で感じ、手で考え、手で理解することでもあります。言葉ではなく体験を通じて、実感的に学ぶことの大切さを見つめなおすことが、今、求められているのではないでしょうか。
著作関係者
著作者
- 横田 学(京都市立芸術大学名誉教授)
- 尾澤 勇(秋田公立美術大学教授)
- 原島秀行(埼玉県立浦和高等学校教諭)
- 平野信子(千葉県立幕張総合高等学校教諭)
校閲
<特別支援教育・カラーユニバーサルデザインに関する校閲>
大内 進(星美学園短期大学日伊総合研究所客員研究員)
<防災・安全教育に関する校閲>
河田惠昭(関西大学特別任命教授)
編集協力者
- 亀井 愛(三井記念美術館)
- 田中 滋(NPO法人 織の海道実行委員会)
- 黒川廣子(東京藝術大学)
取り組み
特別支援教育・カラーユニバーサルデザイン
誰もが使いやすく学びやすい教科書をめざして、星美学園短期大学日伊総合研究所客員研究員の大内進先生に校閲をお願いしました。特別支援教育やユニバーサルデザインの観点から、見やすさ、読みやすさ、分かりやすさに配慮した教科書作りに努めています。
防災・安全教育
関西大学特別任命教授の河田惠昭先生に校閲をお願いしました。昨今の防災・安全教育の重要性から考えて、防災・安全に関わる内容を取り扱い、生徒の意識を高めたいと考えています。
教科書のポイント
①生活と工芸
「衣」「食」「住」という人間生活の基本となる3つの場面で、工芸がどのような役割を持っているのかを、親しみやすい切り口で掲載しました。現代の高校生の生活に近い場面を取り上げているので、暮らしを心豊かにする工芸の働きを自分事として理解することができます。
p4-5 生活と工芸
②世界の歴史と工芸
シルクロード、東インド会社など世界史や日本史で出てくるキーワードを工芸的な目線でまとめたページです。工芸品の伝搬とともに、技法や素材も世界中に広がっていったことを知り、各地の風土や文化とどのように融合していったのかを理解することは、これからの世界を見つめなおすきっかけとなることでしょう。
p32-33 磁器の伝搬
目次
オリエンテーション
-
心豊かな生活と工芸
2・3
-
持続可能な社会と工芸
46
鑑賞と演習題材
-
生活と工芸
4
-
生活と工芸 衣
5~7
-
生活と工芸 食
8~10
-
生活と工芸 住
11~13
-
遊びと工芸
14・15
-
木の技法 指物
16
-
金属の技法 蝋付け・鋳金
18・19
-
土の技法 轆轤づくり
20
-
染織の技法 織り
21
-
素材と技法 ガラス
22・23
-
素材と技法 革
24・25
-
工芸と人
28・29
-
正倉院宝物に見る工芸
30・31
-
磁器の伝播
32・33
-
技をつなぐ 継承と創造
34
-
道具の知恵
35
資料
-
塗料と塗装
17
-
和紙
26
-
合成樹脂
27
-
日本の伝統的工芸品
36・37
-
日本の近代工芸史
38・43
-
椅子の変遷に見るものづくり史
39~42
-
アジアの伝統的な工芸品マップ
44・45
内容解説資料(別冊)
-
2024年度版 内容解説資料 別冊(高校生の美術1、高校美術、高校生の美術2、高校生の美術3、工芸Ⅰ、工芸Ⅱ 共通)