中学社会 歴史的分野 
教科書のポイント
1
指導と評価の
計画に基づいた教科書

新しい教科書の
「問いの構造」

新しい教科書では、問いを構造化することで内容のまとまりでの授業がしやすくなっています。各時間の「学習課題」を積み重ねて「節の問い」や「編(章)の問い」を解決する構造になっています。教科書の問いに沿って授業を進めていくことで、主体的・対話的で深い学びを実現することができます。

問いを立て、
学習を見通す導入ページ

導入ページでは、各時代の人々や社会の様子を示す資料を生徒が主体的に読み取り、それをもとに話し合う協働的な学びを通して、「編(章)の問い」を立てる活動を提案しています。また、立てた問いの答えを予想することをうながして、その後の学習の見通しをもつことができるようになっています。

授業や生徒の
思考の流れを重視した構成

本文は原則1授業時間を見開き2ページとし、この1時間で何を学ぶのか、どのようなことに着目して学習を進めるのかを「学習課題」「見方・考え方」で明確に示しました。また、右ページの側注欄には学習課題に対応した「確認」「表現」コーナーを設け、「編(章)の問い」や「節の問い」に答えるための手がかりとなるように工夫しています。

問いを解決し、
学びをふり返る
まとめ・ふり返りページ

まとめ・ふり返りページでは、習得した知識を確認した後、「編(章)の問い」「節の問い」に答える活動を行います。また、ポートフォリオを用いて学習をふり返ることで、学びの自己調整ができるようになっています。

見方・考え方を働かせた
学習を実現する工夫

第1編では、「歴史的な見方・考え方」とは何かを、その活用の仕方とともにわかりやすく解説しています。第2編以降の学習では、「歴史的な見方・考え方」を問いの解決の道しるべとしながら学習を進める一貫した構成になっています。