図画工作 教科書のポイント2
成長に寄り添い、
学びを広げる教科書
幼保小の架け橋期。
安心して学校に、学級になじめるように
入学後すぐの子どもたちの心に配慮した学びを提案しています。
幼児期での造形活動を思い出す「幼小接続ページ」で、子どもたちは自分にできることを確かめ、自信をもって小学校生活を歩み始めます。
各分野での「スタート題材」は、学級づくりや、友だちと協力して学ぶ楽しさを感じられるようになっています。
一つひとつの振り返りが、学びをつないでいく
できた/できなかった を尋ねるだけの振り返りは、子どもたちの自信をなくしていきます。日文の「ふりかえり」は、活動の中で「どんなことを感じたのか」「どんな工夫をしたのか」「どんな思いをもったのか」を問いかけることで、一人ひとりが自分のしたことに自信をもてるようにしています。それが「学びに向かう力、人間性等」の育成につながります。
低中高、そして中学校へ。
6年間の学びの積み上げを実感できる
子どもたちの発達に配慮し、1・2、3・4、5・6年と成長を感じられるデザインにしています。下巻には学びを振り返るページを設定しました。大きなスパンで振り返ることで、一人ひとりが自分の成長を実感できるようになっています。
さらに5・6下には6年間の学び全体を振り返るページを用意。学んだことを中学校、そしてその先の人生へと生かして成長してほしいという願いを込めています。
他教科等、生活や社会、多様なつながりが
学びの花を咲かせます。
カリキュラムマネジメントによる深い学びを実現する「つながる学び」、資料ページ「広がる図工」等で、生活や社会につながる図画工作での学びを提案しています。