令和7年度版日本文教出版中学校教科書では、現代社会が直面しているさまざまな課題を自分ごととして考えるように、「SDGs」と関連した教材を学習内容に取り入れています。これにより、現代的な諸課題への意識を高め、持続可能な社会の実現に向けて未来を切り拓いていく力を育むことを目指しています。
教科書の巻頭に持続可能な社会と生徒自身とのかかわりについて考えられるページを設定し、SDGsの17の目標を取り上げるとともに、カーボンニュートラルやSociety5.0の概念について解説しています。
先人がどのような課題にぶつかり、その解決に取り組んできたかを学ぶコラムや特設ページを各時代に設け、SDGsの17のゴールと関連の深いものにマークをつけています。
巻頭ページでは、さまざまな事例とともに生徒に「これからの社会をどんな社会にしたい?」と問いかけています。また、教科書中でSDGsと特に関連する箇所にはSDGsマークを付しています。
よりよい社会の実現のために、SDGsに関わる教材・コラムも多数開発しています。また、「自立と共生」 「環境と未来」という2つのテーマに絞って、関連する教材・コラムを集中的かつ多面的・多角的に考えられるようにユニット化しています。