中学社会 地理的分野 
教科書のポイント
1
指導と評価の
計画に基づいた教科書

新しい教科書の
「問いの構造」

新しい教科書では、問いを構造化することで内容のまとまりでの授業がしやすくなっています。各時間の「学習課題」を積み重ねて「編・章・節の問い」を解決する構造になっています。教科書の問いに沿って授業を進めていくことで、主体的・対話的で深い学びを実現することができます。

問いを立て、
学習を見通す導入ページ

第2編第2章(世界の諸地域)・第3編第3章(日本の諸地域)では、大観ページで州・地方の概要をつかんでから、導入ページで「節の問い」を立てる流れになっています。また、立てた問いの答えを予想することを促して、その後の学習の見通しをもつことができるようになっています。

授業や生徒の
思考の流れを重視した
本文ページ

本文は原則1授業時間を見開き2ページとし、この1時間で何を学ぶのか、どのようなことに着目して学習を進めるのかを「学習課題」「見方・考え方」で明確に示しました。また、右ページの側注欄には学習課題に対応した「確認」「表現」コーナーを設け、「編・章・節の問い」に答えるための手がかりとなるようにくふうしています。

問いを解決し、
学びをふり返る
まとめ・ふり返りページ

まとめ・ふり返りページでは、習得した知識を確認した後、「編・章・節の問い」に答える活動を行います。また、ポートフォリオを用いて学習をふり返ることで、学びの自己調整ができるようになっています。

地理的な見方・考え方

教科書の冒頭で位置や分布、場所、人と自然とのかかわり、地域どうしのつながり、地域という五つの「地理的な見方・考え方」を働かせる練習ができるページを設定しました。親しみやすいイラストを通して「見方・考え方」を捉えることで、本文ページの各見開きで「見方・考え方」を働かせながら学習できます。