ブックタイトル小学校社会科3・4年生用 副読本作成の手引〔新訂版〕

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概要

小学校社会科3・4年生用 副読本作成の手引〔新訂版〕

13(4)教科書と併用する副読本による学びをより深化・充実させるためには,同時に必要に応じて教科書の有効利用を工夫しなければならない。内容的な利用と方法的な利用がある。①  副読本では編集が困難となる教科書の図版を利用する使い方(内容的な利用例)例えば3年生では,地域に見られる販売の仕事とわたしたちの生活との関係について学ぶ。教師としては,大型のスーパーマーケットを見学したり聞き取り調査をしたりして,消費者の多様な願いを踏まえて売り上げを高めるよう,工夫しておこなわれていることを理解させたいと願う。しかし主教材とする大型店が無いとか,遠隔地とかで見学不能な状態が起きたときや,コストなどの関係で副読本には収録できない場合,教科書の図版や写真が代替教材になる。②  副読本の学び方や振り返りのまとめ方など,学習方法に関する情報を教科書から得る使い方本冊子14 ページ上の資料は「消ぼうしょが,ひ害を大きくしないためにどのようなことをしていたか」という視点からの振り返りの例である。4人のキャラクターがそれぞれに,施設・設備などの配置,緊急時への備えや対応などに着目して,関係機関や地域の人々の諸活動をとらえ,相互の関係や従事する人々の働きを考え,表現している。最終的に自分たちも地域の一員として協力しなければならないという自覚を表現している。『 小学社会3・4年上』P.55 ? 56